2007-01-01から1年間の記事一覧

ウィンドウの分割

作業はもっぱらscreenとvimを使用しています.muleは小指が痛くなるのであまり好きじゃないのです……. screen C-a S ウィンドウを分割する C-a Tab ウィンドウを移動 C-a Q ウィンドウを一つにする C-a : remove ウィンドウを消す C-a : resize ウィンドウサ…

SSIM

はじめに Structural Similarity (SSIM)という客観評価手法が地味に流行している気がする.というのも,H.264のフリーのエンコーダであるx264でその一部が採用されたとか.なるほど,たしかにログにはPSNRと一緒にSSIMも表示されてる. 構造的類似性というか…

測定狂時代

まつもとゆきひろのハッカーズライフ:第9回 測定狂時代 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0711/28/news013.html 私も基本的にCでしか画像処理のプログラムを組みません.C++のコンストラクタとか多態とかを羨ましく思うこともありますが,それ…

Yahoo!とか使ってないしな

「『健全な場』が最後に勝つ」「ケータイはPC超える」「Androidはうさん臭い」 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/26/news029.htmlの所感.第一世代(ヤフーの社長)から,なんだかうさんくさい認定されたAndroidは,成功するお墨付きをもらった…

JPEG再考(その3)

DC,ACの符号量を量るために,Independet Jpeg Groupの"jpeg-6b"に改変したところを残しておきます. jpeglib.hにはdcbitsとacbits,どの係数を残すかを決めるmaskを追加しました. jchuff.cが,実際に符号量を計算しているところ. cjpeg.cで,maskをコマン…

パッチファイルの作り方

自分メモです. diff -u original newfile > hoge.patch

JPEG再考(その2)

DC,AC成分の符号量の割合 昨日の続き.予告通りJPEGにおけるビット量の割合を調べてみた.DC成分が大部分を占める,と勝手に思い込んでいた.でも実際にはそんなことはなかった.まずは結果から. Lenna Barabara Foreman001 Mobile&Calendar001 グラフの見…

JPEG再考

はじめに 分離したテクスチャなんて,既存のラスタ符号化(JPEG or JPEG2000)を適用すればいいじゃん,と浅はかにも思いこんでました.実際にやってみると,あまり高い符号化効率が望めないことが分かりました.教授の助言は正しかったと,今更ながらに反省…

情報処理学会全国大会

タイトルと概要は今日が締めきりです.さきほど登録しました. 「直感的な曲線操作を実現するベクタ変換の検討」 "A study on vectorization for realizing intuitive curve manipulation" 直感的ってどうなのよ?という気もしますが,容易な(easy)よりか…

Ubuntu on coLinux for ThinkPad

今更ながらcoLinuxを導入してみた 先日Version 0.7.1が正式リリースされたこと このごろ評判の高いUbuntuが先月最新版がリリースされたこと というわけで,ちょっとやってみるか,という気になった ノートPCのHDD容量が潤沢ではないので,なるべく最小構成で…

AVM研究会での講演@九工大

ちょっと面白い研究発表があったので,その考察. 宮田,黒田,藤村,今村,"電子透かし技術を用いたJPEG画像符号化," 情処研報,2007-AVM-58,No. 11,pp. 61-66,9月,2007. まずは提案手法とその効果の概要. アルゴリズム PCM後のDC成分をハフマン符号…

vTune

iTuneではありません.IntelのCPUパフォーマンス計測ソフト.LinuxのKernelのバージョンが古くてフルインストールできなかった.Distributionをアップグレードすれば良いんだが……ちょっと面倒.結局gprofで我慢するのがトレードオフとしては良いのかな.Free…

MRC-PDFの実現

PDFは仕様が公開されているので,これに従って粛々とデータを書き出せばよい.そうは言っても例があった方が良いので,以下に示す.なお,様々な言語から利用可能なフリーのライブラリもあるので,わざわざ手書きしなくてもこれを利用すればよい.まず,多階…

MRC(Mixed Raster Content)の実現

まず,規格としては枯れた技術であるという認識でいる.現実問題として利用されているかと言えば,コンシューマとしては利用されていないと思う.Ricardo de Queirozさんが大御所の模様.研究としても一通りのことはざっと終わっている.http://image.unb.br…