Ubuntu on coLinux for ThinkPad
今更ながらcoLinuxを導入してみた
- 先日Version 0.7.1が正式リリースされたこと
- このごろ評判の高いUbuntuが先月最新版がリリースされたこと
というわけで,ちょっとやってみるか,という気になった
ノートPCのHDD容量が潤沢ではないので,なるべく最小構成で実現したい.さらに,ディストリとしてUbuntuを利用してみたい.そこで,coLinuxを単独でインストールするとともにUbuntuのインストーラを利用してBaseパッケージだけをインストール.X Windowに関して,Xでログインはしたいが,Astec-Xを利用するのでX Serverは必要ないはず.
というわけで,coLinuxをサクサクインストール.必ずインストールしたディレクトリに移動してから,起動すること.installer.confの場所はどこでも良い.中身はこんなかんじ
kernel=vmlinux cobd0="d:\home\wk\coLinux\rootfs_2gb.img" cobd1="d:\home\wk\coLinux\swap_192mb.img" cofs0="c:\Program Files\coLinux" root=/dev/ram0 vga=normal ramdisk_size=14409 rw -- initrd=D:\home\wk\coLinux\ubuntu-initrd.gz mem=128 eth0=tuntap,"TAP0"
インストール直後はほんとにBaseシステムしか入っていないので250MBぐらいで収まる
ubuntu.confはこんな感じ
kernel=vmlinux cobd0="d:\home\wk\coLinux\rootfs_2gb.img" cobd1="d:\home\wk\coLinux\swap_192mb.img" cofs0="c:\Program Files\coLinux" cofs1="d:\home\wk\coLinux" root=/dev/cobd0 vga=normal ramdisk_size=14409 rw -- initrd=initrd.gz mem=512 eth0=tuntap,"TAP0"
メモリ512MBに対してswapが小さすぎるな.まぁ,そもそもいらない気がしないでもない……
さらにSSH経由でXにログインするには
が必要.xfonts-baseは必要かどうか分からないけど,一応.他にフォントも一応追加しておく.この時点で350MBぐらい
さらにInterl C CompilerやGCCなどの開発環境を入れておく.この時点で500MBぐらい.
というわけで,CD1枚にも満たないディスク容量で十分構築できることが分かった.