2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

LDPCでDVC(2)

検査行列Hに対して,G Ht=0になるGを生成行列と言います.ただし,Htは検査行列Hの転地行列,GF(2)とします(要は足し算がXORとか,2で割った余りにだけ注目とか,0か1しかないとか).このGの求め方がいまいち分からないのですが,ガウスの消去法でできます…

LDPCでDVC(1)

とりあえず,検査行列と生成行列が出来たので,ここにメモしておく. 石田貴史,和田山正,”単項式と等重みベクトルを利用したレギュラーLDPC符号の確定的構成法”,信学論A,Vol.J87-A,No.11,pp.1457-1459,2004年11月. 元ネタは上のレター.ウェブで普通…

自動早送り

情報大航海プロジェクトのシャープブースでデモをしてました.はっきり言って,やれれたorz.同じ事を1年も前に考えていたんです.話を聞いて,さらにションボリ.まったく同じアイディアじゃないですか.そこそこ悔しかったのでここに書いておきます.原理…

CEATEC2006

横浜から幕張は遠い.幕張から西船橋経由の早稲田も遠い(東京経由にするべきだった).画像処理研究者的な観点から見た総評としては,日立製作所の研究部門はかなり頑張っていた.情報大航海のシャープも期待できる. フレーム補間 フレーム補間の効果は顕…

DVCについてもう少し考えてみた

現状のDVCは階層符号化と等価である,ということは分かった.でも,これは多端子理論において,必ず1つの端子は観測値そのものを送信する,という初期の問題設定と同じではないのか.むしろ,適用するべきはCEO問題と呼ばれる全てが同じ量だけ情報を送って,…

AVM研究会参加報告

はじめに 小倉の北九州工業大学であった研究会の参加報告.北九州工業大学への行き方.最寄り駅はJRの九州工大前です.ここから徒歩6分.1本道なので迷いません.小倉と戸畑の間にありますが,どちらかといえば小倉からアクセスした方が便利で電車は6分.最…