方程式

 3日ぶりに会社メールをフェッチしにいくという,完全に年末年始モードでした 年末休暇が始まるタイミングでやること・やりたいことをリストアップしたいのですが,仕事関係は全く手付かずと相成りました これを明日から挽回しなければいけないのかと思うとなかなか先が思いやられるというか

 同じく3日ぶりに会社PCを起動したら,まつもとひろゆき氏の講演レポートが開きっぱなしでした 曰く,

成功=目標×行動×運

らしいです 成功を定義してこそ(目標)成功できるというなんとも的を射た指摘です

 似たような話に稲盛和夫氏の方程式がありまして,曰く

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

だそうです 肝は考え方のところで,ここだけは±100をとりうるので,マイナスにもなりうるとか

 二つの方程式を照らし合わせると,どちらも項目は三つであるところが面白いですね 目標と考え方,行動と能力,運と熱意がだいたい対応しているように感じます 熱意なんてあって当たり前でその先の運は仕方ないというか,運は熱意で勝ち取るというか,まぁどちらでも良いのですが まともと氏はどちらかというとトップダウンなアプローチで,稲森氏はボトムアップな印象も受けます

 というわけで,ちょっと仕事してから寝ます

抱負2011

 今年は以下の3点です

  • 特許,(研究,)研究会,論文のサイクルを確立する
  • 3P (Patent, Paper, Product)の成果を出す
  • 英語を使えるものにする

 3つめは全然出てこなくて難産でしたが,英語にしました あと,研究とか仕事とかに偏っていますね プライベートは特にないので

サイクル

 まだ企業研究者になって日が浅いのですが,アウトプットとして当然ながら特許が求められます ただ,特許の事務処理には結構日がかかる上に,対外発表の前に処理が完了している必要があります 一応学術発表後にも一定期間猶予があるのですけどね

 関連する作業の日付を逆算していくと,どうも特許を最初に書いてしまうしかないという結論になります つまり,研究計画をラフに立てると同時に特許を書いてしまう

 というわけで,仮説プランとしては研究計画を立て,特許を書き,実際に研究をして研究会で発表し,実験から得られた知見に基づく特許を書き,論文にまとめる,ということになります これが正しいのか検証するのが今年の目標です

 半年ごとに人事評価されるらしいので,そろそろ準備をしておいて4月からはロケットスタートしたいです 出来たらいいなぁ

3P (Patent, Paper, Product)

 配属されることが決まって最初にもらった訓示が3P (Patent, Paper, Product)でした ちなみに,さらに3Pがありまして,Press release,Promotion,Profitだそうです

 特許と論文は最初の目標にあるので,Productも目標にします また,研究所の場合は製品と言うよりもデモをしろということらしいです ただ,私の研究分野(映像符号化)ですと直球でデモをやってもインパクトがないというか

 というわけで,デモが映える研究をすることにします なんて本末転倒な……という気もしますが,日銭を稼げるような成果を出すためにはむしろ重要なはず,だと信じてみます

英語

 時間をかければなんとか読めるものがかけるし,英文校正だせばそれなりのクオリティになるし,と逃げ回っていたらきっぱりダメ出しされました そんなわけで,研究所で生きていくためにTOEIC対策することにします まぁどこかのタイミングで取り組まざるを得ないのでいいのですけどね

謹賀新年2011

 あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いします 2011は素数らしいですね

 昨年から社会人になり,毎日朝から活動するようになりました 10月から研究所へ異動となり,さらに即戦力扱いしてもらって楽しく生きています 残念ながら自分が(おそらく上司も)期待したほどの成果は出てないので心苦しい限りですが

 さて,年越し&初詣は明治神宮で過ごしました 正面口よりも参宮橋から行った方が短時間でお参りできそうです 知らずに正面突破を試みるもかなり待たされました 11時50分頃列に並び始めて,お参りが終わったのは2時過ぎ さらになぜかうちですき焼きという流れ 午前4時に何やっているんだか 5時過ぎに解散して,一眠りして,帰省 長い1日でした

 明日は今年の目標でも考えることにします

部長という役職

 研究所に配属されてしばらく、よくわからない会議が月一ぐらいで開催されて私も召集されていた。将来の研究テーマを議題としているはずなのにいまいち思考が深くない。簡単に言うと突っ込みどころが満載。ブレストというには人数多すぎだし、時間もそんなにない。

 そのうち部長主催ということがわかった。なんか奥歯に物が挟まったようなコメントが多くて、いったい何なんだろうとなぞが深まる。一方で、大勢の前で発表者を全否定する訳にもいかないし、良さそうなところをがんばって拾い上げようとすれば、会議の方向性が不明瞭になるというジレンマ。議長役も大変だな。

 所長とか副所長クラスになると、ダメなものはダメとばっさり切っている印象がある。まぁ、会議の種類によるのかもしれない。

 そのうち、トップ(社長)が替わることへの布石だということに気がついた。すでに私が配属されたときには社長交代が世間に発表されていた。部長も今までと違う行動を起こし、議論をして部内の方向性を合わせ、新社長に部の存在を示す or 不要扱いされないようにする。そういうような思惑がありそうということを感じた。勘違いかもしれないけど。

 社長が替われば、部長の意識も変わり、現場も変わっていく。これが組織かぁと実感したのでした。

電話番

 本体は全員携帯電話が支給されるのだが、研究所は別会社なのでそういうルールも特にない。最初こそ福利厚生が落ちた、とかよく分からないことを感じていた。しばらくすると、携帯を2台持ち歩くことの方がよっぽどストレスだったということに気がついた。

 代わりというわけではないが、固定電話が一人一台貸与された。で、うわさの電話番ですよ!携帯電話前提の研修だったので、電話番とか受け答えとかよく分からないしな。まぁ、常識の範囲内でやってます。

 実際、一人一つの外線なのでそんなに私の席の固定電話が鳴ることもない。というか、基本的に鳴らない。が、しかし、一カ所で管理されていないが故に、席を外している人の分も遠隔操作で取らないといけないというオチ。

 いきなり鳴るし、私への用事ではないわけだしで、集中しているときにかかってくるとホント頭に来る。やっぱり携帯電話にしてください。

購買部門とスピード感

 単なる愚痴です。配属されて業務用PCを新規に購入しました。会社であるからして個人向けの通販で立て替え払いとかするわけでもなく、購入依頼を購買部門にするわけです。すると、お金に関する面倒なことは全部引き受けて処理してくれるという素敵仕様。まぁ、素敵かもしれない。

 ただ、納期が半端なく遅い。その辺の量販店に行けば1時間で買えるものが3週間とか。もうね、購買部門通さない方がよっぽどスピード感あるよ。確かに、商社を通すと1割とまではいかないまでも安くなってる場合もある。でも、10万円やそこらのPCで市場価格に対する値引率が1割に満たないとか、どう考えても時間を安くたたき売っているだけ。

 購入依頼はお早めに、ということですか。