参加報告:オープンソースハードウェア

 去る5月11日に渋谷のArduino オープンソースハードウェアセミナーに行ってきましたので,そのご報告など.

 実は2週間ほど前にはArduinoが届いていたのですが(chip1stopさん,ありがとうございます!),最初に動かすまでが大変だろうなぁと思い込んで放置してました.そろそろやらねば,とやってみたらあっという間に動いてしまって大感激!この取っつきやすさはいったいどこから来るんでしょうか.

 とりあえず,ピカピカ光らせてみたときの写真.

こういった代物です.私の開発環境はWindows 7 RCです.

  1. Javaの最新版をダウンロードしてインストール
  2. IDEの最新版をダウンロードしてインストール
  3. USBケーブルで接続して,Windows Updateしてドライバをインストール(ここが素晴らしい!)
  4. IDEを起動して,Board=>Arduino Duemilaanove w/ATmega328,Serial Portを適切なものに設定
  5. サンプルソースを読み込んで,コンパイルして(Ctrl-r),基盤にアップロード(Ctrl-u)

たったこれだけで,動いてしまいます.

 こんな感じで動かしてました.

 グレイコードのカウンタを5bit分のLEDで表示するプログラムを作りました.カウンタはボリュームで設定した間隔でカウントアップしていきます.グレイコードなのでかならずひとつのLEDしか変化しません.また,ボリューム値はアナログ読み込みで,0から1023の値で取得でき,これを時間間隔(単位はミリ秒)としています.画像だと変化がわかりませんww

 こんなことがほんの数行,2,30分で実現できてしまうなんて簡単すぎる!というわけで,Arduinoはオススメです.PICとか面倒すぎてやってられんわ.改めて,このようなボードを提供してくださったchip1stopさんに感謝.もちろん講師役のCerevoの岩佐さん,鈴木さんにも.

 あれ,参加報告じゃなくて動作報告になっているな.まぁ,いいか.