電子情報通信学会 総合大会@愛媛大学

 今回はグラデーションメッシュ関係を発表してきました.PCSJのコメントを受けてちょろっと試行錯誤を追加しただけで,追加内容としてはイマイチでしたが.

 局所解に陥っているのが現状の問題のひとつです.局所解かどうかはどうやって判断するのか,つまり主観的なのか客観的なのか質問されました.その時は,微分がゼロでないのに更新ができずに終了していれば当然局所解である,という理解の元に,客観的に判断できると回答しました.終わってから.はたしてそうだったのか,ちょっと不安になってきました.Grand Truthのデータにおいても微分ゼロが成り立つのか,ちょっと確認が必要な気がしてきたので.実はロバストではない安定解になっているのかもしれないなぁ,とかいろいろ.

 対象画像が間違っていないかい?と東大のYさんに指摘されました.京大のFさんにも,対象画像のモデル化としてベクターが適しているのならば,そういう画像を対象にした方が説得力が増すと思うと指摘を受けました.画像符号化に考えを振りすぎていて,すこし路線が悪かったかもしれません.モデル化云々は去年の夏合宿でも指摘されていたので,頭のいい人は指摘するところまで一緒なのか!と妙に納得.いまさら納得している状況ではないのですが.